2016年に放送された『SOTUS:The Series』の続編『SOTUS S』EP11を見た感想をお届けします!
キャスト・カップリング
コングポップ&アーティット

コングポップ(Singto):SSU工学部3年生。SOTUSチームのリーダーであるヘッドワーガーをつとめる。1年生のときにヘッドワーガーをつとめていたアーティットに反発するも、じつはその背景には優しさが秘められていたことを悟り、アーティットに恋心を抱くようになる。アーティットに積極的にアタックを繰り返し、やがて付き合うことに。
アーティット(Krist):SSU卒業後、オーシャン電機に勤める。大学時代、何かにつけて反発するコングポップに苛立ちを覚えるものの、やがてその熱意に押されてコングポップと付き合う道を選択。
ティウ&デイ

ティウ(Oaujun):SSU工学部3年生。コングポップの友人。コングポップとともにワーガーをつとめる。SOTUS制度に反発するデイは同じ学籍番号であることから、何かとおせっかいを焼く。
デイ(Fiat):SSU工学部1年生。SOTUS制度に納得がいかずに反発を続ける。自分を気に掛けてくれるティウには徐々に心を許すように。
ヨン&ナイ

ヨン(Guy):オーシャン電機製造部に勤務。インターンシップ生としてやってきたナイを気に掛ける。
ナイ(Nammon):オーシャン電機にインターンシップ生として参加。
『SOTUS S』EP10までのあらすじ
オーシャン電機でインターンシップ生として働くコングポップはアーティットらとともに社員旅行へ出掛けた。しかし旅行中に製品が返品されるという事件が勃発。製品を再納品するために材料の調達に奮闘するアーティットを助けるべく、コングポップは父に助けを求める。
『SOTUS S』EP11の感想
コングポップの3つ目の隠し事が発覚
EP11は前回に続き、不良製品を再納品すべく、アーティットたちが材料集めに奔走するシーンから始まります。このとき、コングポップはアーティットを助けたい一心でシャム・ポリマーの社長を務める父に助けを求めました。
コングポップの父のおかげで材料の調達に成功し、窮地を脱せられたアーティットたち。しかし、ここで驚愕の事実が判明します。なんとシャム・ポリマーの社長はコングポップの父だったのです!
オーシャン電機をインターンシップ先として選択したこと、アーティットの部屋の隣室に引っ越したことに続き、コングポップの3つ目の隠し事が発覚してしまいました。アーティットはまたしてもコングポップに怒りを覚え、彼を避けるようになります。
しかし、事件はそれだけでは終わりませんでした。前回EP10において、浜辺で熱い口づけを交わしたアーティットとコングポップでしたが、その瞬間を人事部のドゥリアンに見られていました。そして写真にも収められていたのです。
ドゥリアンは社員旅行の写真をWeb上にアップする際、二人のチュッチュシーンも一緒に送信してしまいます。すると、なんということでしょう。オーシャン電機で働く全社員にアーティットとコングポップの関係が知れ渡ってしまったのです。
会社のグループLINEでそのことを知ったアーティットは激しく戸惑います。それはそうですよね。カミングアウトすらしていない状態で男性と付き合っていることが知られてしまったわけですから。
コングポップは隠し事をしていたことをアーティットに謝罪しようと彼のもとを訪れますが、もはやアーティットはそれどころではありません。一緒にいるところを見られたら、誰になんと言われるか。
こうして2つの事件が重なった結果、アーティットはコングポップを避けるようになってしまうのでした。
クライマックスに向け、物語がいい感じに盛り上がってまいりました。二人の関係がばれるだけであればまだしも、コングポップの隠し事に許せない気持ちがあるせいで、アーティットももはやどうしていいかが分からないのでしょう。
もちろん、コングポップもアーティットのそんな態度に痛く傷付くわけです。アーティットはコングポップとの関係をどう説明するのか、コングポップを許すのか。次回EP12へ続く。
サブカップルはもはやステージの外へと追いやられる
さて物語がクライマックスに近づくにあたり、サブカップルの出番も少なくなってきました。ティウとデイにいたっては、まったく出番がありません(笑)。どうすんねん(笑)。
一方のヨン&ナイもさらっと描かれる程度です。製造部では欠陥商品に代わって新たなプラスチックフレームを製造します。そしてそれを品質管理部にチェックしてもらうべく、製造部でインターンシップを務めるコングポップが持って行こうとしました。すると、ヨンがそれを止め、「自分が持って行く」と言い出します。
いったいなぜか、コングポップは疑問に感じますが、ヨンは「眠気覚ましだ」と言ってごまかします。まさか、「ナイに会いたいから」なんて言えませんからね(笑)。
その後、品質管理部にプラスチックフレームを持って行ったヨンは、そこで働くナイの顔を見られてうれしそうな表情を浮かべます。一方のナイも、ヨンに会えてうれしそうでした。ほのぼの年の差カップル、万歳。とはいっても、まだ付き合ってもいませんが(え
まぁ残り2話ですし、付き合うまでにはいたらないんでしょうね。中途半端に仲がいい状態で終わりそうな気配があります。
やっぱ1話40分そこらのドラマで、サブカップル3組は多すぎるんよ・・・。あと今回は舞台がSSUとオーシャン電機に分かれていたのも痛手だったと思います。後半はコングポップを無理やりオーシャン電機で働かせることでアーティットと同じ舞台に立たせたわけですが、これによってティウ×デイのエピソードが描きにくくなりました。
とはいえSSU中心であっても、コングポップ×アーティット、ヨン×ナイは描きにくいですからね。いっそのことコングポップがアーティットを追いかけてオーシャン電機の新入社員として働くシーンからはじめてもよかったのにとは思います。
ともあれ、ついに残り2話です!どれだけ胸キュン&ニヤニヤさせてくれるでしょうか。










