2016年に放送された『SOTUS:The Series』の続編『SOTUS S』EP7を見た感想をお届けします!
キャスト・カップリング
コングポップ&アーティット

コングポップ(Singto):SSU工学部3年生。SOTUSチームのリーダーであるヘッドワーガーをつとめる。1年生のときにヘッドワーガーをつとめていたアーティットに反発するも、じつはその背景には優しさが秘められていたことを悟り、アーティットに恋心を抱くようになる。アーティットに積極的にアタックを繰り返し、やがて付き合うことに。
アーティット(Krist):SSU卒業後、オーシャン電機に勤める。大学時代、何かにつけて反発するコングポップに苛立ちを覚えるものの、やがてその熱意に押されてコングポップと付き合う道を選択。
ティウ&デイ

ティウ(Oaujun):SSU工学部3年生。コングポップの友人。コングポップとともにワーガーをつとめる。SOTUS制度に反発するデイは同じ学籍番号であることから、何かとおせっかいを焼く。
デイ(Fiat):SSU工学部1年生。SOTUS制度に納得がいかずに反発を続ける。自分を気に掛けてくれるティウには徐々に心を許すように。
ヨン&ナイ

ヨン(Guy):オーシャン電機製造部に勤務。インターンシップ生としてやってきたナイを気に掛ける。
ナイ(Nammon):オーシャン電機にインターンシップ生として参加。
『SOTUS S』EP6までのあらすじ
インターンシップ先として、アーティットが働くオーシャン電機を選択したコングポップ。しかしインターンシップ当日までアーティットにそのことを伝えられずにいた。アーティットは隠し事をしていたコングポップに怒り、コングポップを避けるようになる。
『SOTUS S』EP7の感想
アーティットとの距離感に悩むコングポップ
アーティットをそばで支えるため、オーシャン電機でのインターンシップを選択し、アーティットの隣の部屋へと引っ越したコングポップ。しかし当日までその事実を明かされなかったことにアーティットは激怒し、コングポップを避けるようになってしまいます。
コングポップはまるで叱られた犬のように、連日のようにアーティットの部屋をノックし、謝罪しようと試みます。しかし、アーティットにまったく取り合ってもらえませんでした。
そのような日々が続く中、いつものようにコングポップは仕事終わりのアーティットの部屋を訪います。ですが、やはりアーティットは出てきてくれません。とそこへ、近所に住んでいる方からのクレームが。コングポップは諦めて自分の部屋へと帰ろうとします。
アーティットもドアののぞき穴から外の様子をうかがいます。そしてコングポップがいないことを確認してからドアを開けたところ、なんと物陰に身を潜めていたコングポップが現れるではありませんか!(笑)。コングポップはストーカーの素質おおありです(笑)。
慌ててドアを閉めようとしたアーティットでしたが、コングポップが腕を伸ばしてきたためにドアで挟んでしまいます。あまりの痛さに身をもだえるコングポップ。心配になったアーティットが思わずコングポップのそばへ駆け寄ると、コングポップはチャンスとばかりにアーティットを抱きしめたのでした。
策士きた(笑)。
「やめろよ、離してくれ。人に見られる」
しかし、コングポップはそれには応じません。
「もう避けないと約束してくれたら離します」
策士きたー(笑)。
もともとアーティットはコングポップが大好きですからね。ただ隠し事をしていたことが許せなかっただけです。アーティットとしても、仲直りをするきっかけを待っていたに違いありません。
こうして二人の関係は元通り・・・と思いきや、そうは簡単にいかないのが人生です。
大学生の頃とは違い、二人の関係を知っている人は周りにはいません。アーティット自身も自分が男性と付き合っているということは周りには言えずにいました。当然ですよね。誹謗中傷や差別を受けないとも限りません。
そうした状況下、アーティットは調達部の先輩アースに誘われて部内の人たちと焼肉を食べに行きます。とそこへ現れたのが、製造部でインターンシップをおこなっているコングポップと製造部の面々でした。
思いも掛けず食事をともにすることになったアーティットとコングポップ。コングポップはここぞとばかりにアーティットの世話を焼きます。ほんとワンコ系。肉を焼いてはアーティットの皿へ。そして肉を焼いてはアーティットの皿へ。
しかし、アーティットは周りの目が気になって仕方ありません。
「もうやめろよ!」
思わず大声でコングポップを怒鳴ってしまいます。すっかりしょぼくれたコングポップ。帰り道、コングポップはアーティットにこう告げます。
「先輩との距離感がわかりません・・・」
コングポップはただアーティットと一緒にいたいだけです。一緒に楽しみたい、一緒に過ごしたい。だけど、社会人となったアーティットは周囲を気にして相手をしてくれない。自分はいったいどうすればよいのか。コングポップは悩みます。
無言で見つめ合う二人。
はたしてこの先に二人を待ち受けているのはハッピーエンドでしょうか。それとも・・・。
次回EP8へ続く。
デイはティウに自分のことを話し始める
一方、デイ×ティウ。
ある日、ティウはインターンシップ先へ向かうために乗り合いバスに乗ります。するとそこにはなんとデイも乗っていました。ティウはデイにどこへ行くのかを尋ねます。
するとデイは、なんと素直に「病院へ行く」と告げたではありませんか!あれだけ「自分のことは放っておいてほしい」と言ったあのデイが!です!!なんとびっくり。着実に二人の距離感が縮まっている様子が感じられます。
デイはティウに対して素直に話し始めます。祖母が転んで入院していること、本当は新歓旅行へも行くつもりだったが、祖母の入院のために行けなかったこと。
ティウはデイにこう伝えます。
「そんな大事なこと、なんで黙ってたんだ?」
デイは「僕がいてもいなくても関係ないかと」と言いましたが、ティウはそれに反論します。
「問題は僕が君を誤解してしまったことだ」
デイの表情が、わずかながらにほころびます。デイの固く閉ざされた心にも、ようやく雪解けの時が訪れた模様です。






