2016年に放送された『SOTUS:The Series』の続編『SOTUS S』EP9を見た感想をお届けします!
キャスト・カップリング
コングポップ&アーティット

コングポップ(Singto):SSU工学部3年生。SOTUSチームのリーダーであるヘッドワーガーをつとめる。1年生のときにヘッドワーガーをつとめていたアーティットに反発するも、じつはその背景には優しさが秘められていたことを悟り、アーティットに恋心を抱くようになる。アーティットに積極的にアタックを繰り返し、やがて付き合うことに。
アーティット(Krist):SSU卒業後、オーシャン電機に勤める。大学時代、何かにつけて反発するコングポップに苛立ちを覚えるものの、やがてその熱意に押されてコングポップと付き合う道を選択。
ティウ&デイ

ティウ(Oaujun):SSU工学部3年生。コングポップの友人。コングポップとともにワーガーをつとめる。SOTUS制度に反発するデイは同じ学籍番号であることから、何かとおせっかいを焼く。
デイ(Fiat):SSU工学部1年生。SOTUS制度に納得がいかずに反発を続ける。自分を気に掛けてくれるティウには徐々に心を許すように。
ヨン&ナイ

ヨン(Guy):オーシャン電機製造部に勤務。インターンシップ生としてやってきたナイを気に掛ける。
ナイ(Nammon):オーシャン電機にインターンシップ生として参加。
『SOTUS S』EP8までのあらすじ
オーシャン電機でインターンシップ生として働くコングポップは持ち前の誠実さから周囲の信頼を勝ち得ていく。アーティットとの間に生じたわだかまりも解消され、順風満帆な日々を送る。
『SOTUS S』EP9の感想
常につんとしているアーティットがたまにデレる瞬間がたまらない
ついに物語も残り5話です。
コングポップがオーシャン電機でインターンシップを始めてから早くも1か月が経過。そんななか、コングポップは製造部に配属されることが決まり、それまで配属していた調達部を去ることとなりました。
コングポップが製造部に配属されることを知ったアーティットはそれを祝福します。
「おめでとう、よかったじゃないか」
もともとは自身が製造部で働きたがっていましたからね。うらやましいという思いがある一方で、愛しのコングポップが製造部で働けることを心から喜んでいる感じを受けました。
そんなアーティットに対して、コングポップはいつものように攻めかけます。
「先輩、僕がいなくなるからといってさみしがらないでくださいね」
いつもなら狼狽しただけで終わる展開ですが、アーティットも負けていません。
「俺がいないと生きていけないだろ」
そう言うや、にこりとほほ笑んで自分の席へと帰っていきました。ちょっと!社内でイチャイチャしないでください!(笑)。後ろにはアース先輩がいるというのに。いつバレてもおかしくないですね、まったく。もっとやれ(え
さて、今回EP9のテーマは「社員旅行」です。
私は社員旅行には行ったことはないですが、昔はちょこちょこあったみたいですね。正直私は御免被りたいところですが。飲み会もいやーってなる人種です。
話がそれました。社員旅行として海へやってきたオーシャン電機一行。海といえば、なんでしょうか。そうです、水着ですね!
しかし!残念ながら水着シーンはほぼありません。コングポップにTシャツを取られたアーティットが半裸で彼を追いかけるシーンくらいです。残念。もっとサービスしろください。
社員旅行とはいっても、やはり主役はコングポップとアーティットのイチャイチャ展開です。夜、砂浜に座った二人は星空を見ながら将来について話し合います。
「インターンシップが終わったらどうするんだ?」
タイの大学も日本と同じで4年制なので、3年生のコングポップはそろそろ就職活動の時期です。日本でも3年生の終わりくらいから就職活動が始まりますもんね。しかし、コングポップは就職か留学か、まだ自分の将来を決めかねている模様です。
「じっくり考えればいい。どんな道を選んでもお前の財産となる」
人生の先輩であるアーティットはこう答えます。いい言葉や・・・。
二人が真剣な話をしている中、星が流れました。流れ星に願いをかけるという習慣はタイも同じようですね。
「何を願いますか?」
コングポップはアーティットに問いましたが、アーティットは「内緒だ」と言ってはぐらかします。
「そういうお前は何を願うんだ?」
「僕に毎日愛していると言ってくれるように」
「バカ」
すいませーん、バカップルがここにいますよー。オーシャン電機のみなさーん、こいつら付き合ってますよー
いつものアーティットであれば何かにつけてごまかそうとしますが、今回は違いました。コングポップの願いに対して、素直にこう告げます。
「愛している」
珍しく直球きたー!アーティットの言葉を聞いたコングポップは幸せそうな表情に満ちあふれます。
「言葉に出さなくても、愛しているから」
静かに見つめ合う二人。思わず顔をそらそうとするアーティットですが、コングポップは手で頭を押さえて逃がしません。
「今度は逃がしませんから」
そして二人は、星空の下で熱い口づけを何度も交わしたのでした。SOTUSでキスシーンが描かれるのは結構レアですね。二人がチュッチュするシーンはかなり尊いので、ここだけ切り抜いて保存しておくことをおすすめします。
しかし、幸せは長くは続かなそうな模様です。砂浜でいちゃつく二人を見つめる人物がいました。人事部のドゥリアンです。ここにきてバレてしまった二人の関係。噂好きのドゥリアンに見られてしまった以上、噂が広まるのは必然です。
はたして二人の関係はどうなってしまうのか。次回EP10に続く。
デイ×ティウは順調です
一方、舞台がオーシャン電機に移り変わってからデイ×ティウの関係が描かれるシーンはあまりありません。バスの中でデイがティウの方にもたれかかりながら寝ているくらい。また、笑顔でティウに応対しているデイの姿からは、ティウにすっかり心を許している様子が伝わってきます。
だけど前半あれだけ時間を割いて語ってきたのに、ここにきてのこの扱いは・・・・・・。あまり人気がないためにシナリオが書き換えられたのでしょうか。どうせあれでしょ。最後ティウが「好きだ」と言って、デイも「僕も好きです」、大団円といったところでしょ。
ちょっといまいちな展開です。この先もあまり期待できそうにありません。
社員旅行を通じて仲を深めるヨン&ナイ
コングポップと同じくオーシャン電機のインターンシップ生であるナイは製造部での勤務を希望していたものの、残念ながら品質管理部に配属されることになりました。
ヨンが事前にそれを知っていたことを悟ったナイはヨンを避けるようになります。自分が製造部で働きたいことを知っていたのに追い出したとでも考えたのでしょうか。
ナイに避けられているヨンはすっかり気落ちしてしまいます。いいおっさんが大学生に相手にされなくなったくらいで情けない。
とそのような状況の中で敢行されたオーシャン電機の社員旅行。ヨンはここぞとばかりにナイに話しかけます。そしてナイが品質管理部に配属されることになった経緯を説明して謝罪したのでした。
ナイも理由がわかってほっとしたのでしょうか。その後は以前のようにヨンと楽しい時を過ごすようになります。
舞台がオーシャン電機に移ってからのサブカップルの話は、ティウ×デイよりもヨン&ナイが中心ですね。まぁコングポップ×アーティットの話に付随して描きやすいから、当然といえば当然といえるかもしれません。
ただちょっとサブカップルの描き方に不満ありありの私なのでした。中途半端に描くくらいなら、最初からないほうがマシだと思うんですよね。とくにティウ×デイ。この先どうなるんでしょうか。








