橋本あおい『酔いどれ恋をせず』の感想|BLもグルメも大好きな方に本当におすすめ!【ネタバレ注意】

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登場人物

受け→諏訪水澄(すわみすみ)
唎酒師(ききざけし)。妖艶な魅力を持つゲイ。八方美人で顔も良く、ノンケの男さえも本気になってしまうことから常にトラブルが絶えない。

攻め→楯野川誓(たてのがわせい)
蕎麦屋の店主でバツ1。見目の良い男で料理の腕も一流だが、頑固な性格で人を雇えず、店は夜だけ営業している。ノンケだが、水澄は抱ける。

あらすじ

住む場所と仕事を失った水澄。あるゲイバーでノンケの誓と出会い、一夜をともにする。もう会うこともないと思っていたが、ある料理屋で誓と再開。彼の料理を食べてその味に惚れ込み、就職を決意する。

グルメ×BL=最高!!

グルメ要素のあるBLという、なんとも独創的な作品

「あんなセックスをする男がこんな料理を作るなんて・・・!」という衝撃を受けた水澄の感想から始まる物語です。

唎酒師の水澄は、美しきゲイ。ノンケの男性からもモテてしまいがちなのですが、八方美人で誘いを断るのが苦手なため相手に勘違いされてしまいます。

そしてストーカーなどのトラブルに発展させてしまうという問題児です。

そんな水澄は、最近まで働いていた職場のオーナーにも追いかけられるという羽目になり、職はおろか住む家も失った状態になっているというところから話はスタートします。

失意の中、あるゲイバーで出会ったのは謎の美男子。ノンケであることは店の主人に確認したのですが、気持ち的に発散したいのと、男の顔が好みだったのが相まって、手を出してしまう水澄なのでした。

その男の名は誓。蕎麦屋を営んでいます。無愛想な中でたまに見せる笑顔が一級品のポーカーフェイス男です。

彼の作る料理はどれも絶品で、水澄も一度食してからすっかり虜になってしまいます。

橋本先生の描くお料理は本当に美味しそうなのですよ。描いているご本人も食べることが好きなのかなと思わず連想させられてしまいます。

中でも気になったのは「そばがき」ですかね。雑誌社の女性がそばがきを食べた時のリアクションが自然すぎるのですけれど、その絶品ぶりはしっかり読者に伝わるという(笑)

拝見しているだけで、ヨダレが口の中に溜まってきちゃうのです。

あー、誓のつくったそばがき食べたい!このお店が存在しているなら、今すぐ駆けつけて味わってみたいです。もちろん日本酒は水澄に選んでもらって。妄想がはかどります

2人はノンケ×拗らせゲイですので紆余曲折アリですが、お互いに惹かれ合っていくプロセスが何とも言えず良いです。

そのような中で、店の常連のキヨさんも2人にナイスなトスを投げてくれるんですよね。

そのほかに出てくるギャラリーの皆様も本当に気持ちの良い方たちばかりで、何だかんだ心が暖かくなる作品なのです。

そのうえ、エロの表現もすごいったらありません!もう、期待以上(笑)。とくに事の最中の誓は、物静かで完璧な仕事をしている普段の彼からは思いもよらない「獣っぽさ」を見せてくれます。このギャップにはもう、驚くばかり。

グルメにしてもエッチにしても、読者に伝える表現力の凄さが橋本先生の力なのだと思います。

普段からグルメ関係のアニメやドラマをよく見ているので、BL要素だけではなくグルメの要素もふんだんに盛り込まれたこの作品には大変満足いたしました。

ご馳走様です!

個人的評価

グルメ度 ★★★
過激度  ★★★
ノンケ度 ★★★

美人ビッチ受けが好きな方におすすめ♪グルメマンガが好きな方にもぜひ手に取っていただきたいです!!

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