登場人物

攻め→百目鬼力(どうめきちから)
矢代の用心棒兼付き人に任命された元警察官。
受け→矢代(やしろ)
真聖会若頭で「幹部の公衆便所」というあだ名を持つ。
あらすじ
真聖会若頭の矢代と用心棒であり付き人の百目鬼。利権争いやお家騒動の最中、過去の傷を抱えた2人は惹かれ合っていく。
なぜ矢代はビッチになったのか、その理由が切なすぎる・・・!
真聖会若頭の矢代は、誰にでも簡単に股を開いてしまうことから「幹部の公衆便所」というとんでもないあだ名をつけられていました。
そんな彼の前に、元警察官で刑務所上がりの百目鬼という男が現れます。
用心棒であり付き人となった百目鬼を、さっそく矢代は食べてしまうのですが(笑)、なぜか百目鬼は勃たない…!彼はなんとEDだったんです!これには矢代だけじゃなくて私もびっくりしました。
極道ものという日常からかけ離れたジャンルというだけで萌えるのに、BL作品にEDを持ち込むって、ますます人間味が感じられて刺激的じゃないですか?
百目鬼がEDになった理由には、彼の家族との過去が関係していました。警察官だったのに、罪を犯して刑務所にいたのもそのせいだったんですね。
エッチにしか興味がないと思いきや、矢代は興味本位で百目鬼の過去を知って、ますます百目鬼に惹かれていくんです。2人の距離が少しずつ縮まっていくシーンはニヤニヤが止まりません♪
ただし、極道モノということもあり、暴力シーンも性描写シーンも結構容赦ないのでご注意を…!
現在の矢代に至るまでの過去も凄絶でした。
どうして彼が「幹部の公衆便所」といわれるほど淫乱になってしまったのか…気になりますよね?
矢代は母親の再婚相手に受けた性暴力がきっかけで、自他共に認める淫乱になってしまったんです。
苦痛から逃れるために「これは自分が望んだこと」と快楽に集中することで、本人は救いを見出したのでしょうが、全然救われてません…。
「お前は優しそうな普通のセックスしそうだから嫌だ」
作中で矢代が百目鬼に言ったそのセリフから、過去の傷に触れられたくなかったり、優しいセックスの耐性がないのでは?本当は助けてほしいのを我慢してる?など、多くの妄想を駆り立ててしまいます…
矢代と百目鬼の繊細な関係性だけでなく、極道の世界で繰り広げられる様々な人間ドラマもこの作品の魅力の1つだといえるでしょう♪
個人的評価
ダーク度 ★★★
エッチ度 ★★★
切なさ度 ★★★
極道もの・ビッチ受け好きな方はぜひご覧ください!!
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矢代:CV新垣樽助、百目鬼力:CV羽多野渉