登場人物

受け→三森誠(みもりまこと)
会社員。物心ついたときから口で感じてしまうことにコンプレックスを持っている。自分はノンケだと思っていた。
攻め→樹悠真(いつきゆうま)
歯科医。スパダリ・ドSのゲイだが、好きになると一生懸命。誠と出会ってから彼のことが頭から離れなくなる。
ライバル→辻英司(つじえいじ)
悠真のライバル。誠の同僚。ゲイで誠が好きだが、ノンケだと思って諦めていた。だが悠真の存在を知り、誠に対して積極的な態度を取り始める。
あらすじ
口が性感帯であることを隠し通してきた美人会社員・三森誠。しかし親知らずの治療に訪れた先で、ドSイケメン歯医者・樹悠真に秘密を知られてしまい・・・!
口の描写でここまでエロが描けるなんて・・・!
誠の運命は、親知らずが痛みだしたのをきっかけに大変貌を遂げます。
幼い頃、歯科健診で口の中が性感帯だと悟ってしまった誠はすっかりこの性癖がコンプレックスとなってしまいました。
それからは口腔ケアを怠らず、歯医者の世話になることを避けながら口で感じてしまうのを隠し通して生きてきたのです。
そんな彼に降り掛かった災難。それは、親知らずの治療先「いつき歯科」の歯科医・悠真に性癖を知られてしまったことにありました。
これが誠と悠真の始まりとなるのですが、これがもう本当ならあり得ない話なのです。
口を診察しているうちに誠の「変化」に気がついた悠真が、そりゃもう好き勝手に彼の身体を弄んでしまうという。普通なら警察沙汰になるところですが(笑)、そんな野暮な展開で終わらせないのがrasu先生の素晴らしいところです。
舌の動きや歯の丁寧な描写・ぷにぷにと柔らかそうなツヤ感のある唇・・・ともかく汁の描写が半端ナシなのです。お口1つでここまでエロを表現できるなんて!非常に衝撃でした。
しかも、ただエロいだけじゃないのです。
知り合って間もないカップリング特有の「切ないすれ違い」がまたキュンキュンします。
誠にしてみれば「セフレでいることが辛い…」。悠真の気持ちは「心を開いてもらえない?誠はやっぱり女性が好き?」。
もう、お互い好きで好きで仕方がないのに!読者はヤキモキしながら2人の行く末を見守ることになるのです。
だからこそ、2人の気持ちが通じ合うシーンはもう眼福そのもの!
ええ、初めて読んだときは泣きましたとも!このシーンだけでも何回目を通したか分かりません。
ちなみに、『三森さんのやらしいおくち』は3巻完結+番外編となっております。
2人の心と信頼が繋がったあとも内容は濃いです。エロだけではなく、ちゃんと2人の気持ちが分かるよう描かれております。
主に誠目線ではあるものの、悠真の気持ちは態度や表情でしっかりと伝わります。完璧なイケメンが、興奮してゾクゾクしながら美しい顔を歪ませる瞬間とか。
誠の同僚で英司というライバルも登場しますが、英司のちょっかいで嫉妬する悠真の表情もなかなかのものですよ。
rasu先生の画力・内容・エロは本当にパーフェクト!大満足できる作品です。
個人的評価
受け美人度 ★★★
エロ表現度 ★★★
スーツ度 ★★★
お口フェチの方、白衣に萌えてしまう方、スパダリ年下攻めが好きな方はハマッてしまうこと間違いありません!!
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