
2022年4月9日(土)よりU-NEXTで独占配信されている『KinnPorsche The Series』。マフィアの息子キンとボディガード・ポルシェの恋の行方は?今回はEP3の感想をお届けします!
登場人物
ポルシェ(アポー・ナタウィン・ワッタナキティパット):弟思いの大学生でバーテンダー。テコンドーの腕前はプロ級。弟のために借金を返すべく、キンのボディーガードとなる道を選ぶ。
キン(マイル・パークプーム・ロムサイトーン):マフィアの息子で短気。じつはゲイ。
EP2までのあらすじ
追手に襲われていたマフィアの息子キンを助けたポルシェは、叔父がこしらえた借金を返すため、そして愛する弟の学費を稼ぐためにキンのボディーガードとなる道を選ぶ。しかしキンや、ボディーガードのリーダーらの言うことをまったく聞かないポルシェはさまざまな事件を巻き起こす。
とにかくポルシェがいい体をしている件
前回EP2で分家の生意気な息子をこらしめたことをきっかけとしてキンの兄テーンクンに気に入られたポルシェはテーンクンの要望を受け、キンの代わりに彼の側近となりました。
キンのボディーガードよりも楽に違いない!ポルシェはきっとそう考えてテーンクンのボディーガードとなりましたが、やることといえば部屋でメロドラマを見るばかり。ポルシェはすっかり嫌気がさしてしまいます。
やはり生活に刺激がほしいのでしょう。ポルシェは懸命にボディーガードの訓練に励み、いつしか銃の腕前も、水中における縄抜けも先輩らと肩を並べるほどになりました。
このね、水中の縄抜けシーンはまさに絶景です(笑)。マッチョなイケメンたちが上裸で訓練に励むシーンはまさに眼福もの!とくにポルシェはいい体してるんですわ、これが。胸筋もいい具合に発達していて、お腹もシックスパック!ほんとごちそうさまです…
ポルシェ、初めて人を殺める・・・・・・
さて、当初は嫌々ボディーガードの任務についていたポルシェでしたが、徐々にスリルや刺激がほしくなったのでしょう。同室のピートがキンの護衛として借金の取り立てに行くことを聞くや、テーンクンの護衛の仕事を放り出してキンのもとへ向かってしまいます。
やだ、ラブ…?ラブなの…?!
ただ残念なことに、この時点ではポルシェとキンの間にラブは芽生えていません。
ところが現場で行われていたのは、拷問でした。キンから借金をしたメートは長年のビジネスパートナーだったものの、お金欲しさに会社の金を横領したばかりか、キンの秘密を売ったというのです。
いったい何を暴露したのか。それを吐かせるために散々に痛めつけていたのでした。
「3日だけ待ってやる」
キンは痛めつけたメートにそう言い放ち、その場を立ち去ります。
ところが!メートは銃を手に取るや、銃口をキンに向けました。
ポルシェはすぐさまキンをかばうと、メートを説得しようと試みます。すると、メートは意味深な言葉を放ちました。
「俺は命令されてやっただけだ!俺は関係ない」
「誰に命令された?」
キンは優しい口調でメートに語りかけます。しかしメートは口を固く閉ざすばかり。そしてついにはキンを殺そうと発砲。その銃弾はキンの腕に命中し、辺りには血が飛び散りました。
思わずメートに向けて銃を撃つキン。その銃弾はメートの胸を直撃します。そして他のボディーガードの放った銃弾もメートを貫き、メートは生き絶えました。
こうしてポルシェは、自らの手で初めて人を殺してしまったのでした。
はじめてのチュウ、きみとチュウ~♪
その夜、キンはバスタブにつかりながら今日のことを思い返します。初めて人を撃ってしまったときのポルシェの強張った表情が気になって仕方ないのです。
ところが、そこに現れたのは同じく裸の男…
おい、お前は誰や(笑)。というかこいつ、キンの友達カップル(?)のかたわれでは…!
さいてー。キンもさいてー。
「今日は大変だったな…けど大丈夫。お前は何もしなくてもいい」
男はそう言うや、キンの背後から首を愛撫しようとします。
え…セ●レなんか…
「やめろ、どけ」
しかしキンはその気にはなれないのか、男を冷たくあしらったのでした。
あぁ、もうこれはポルシェが気になっちゃって気になっちゃって仕方ないパターンですね。
おそらく以前のキンであれば、セ●レとそのまま事をおっぱじめてしまっていたのではないでしょうか。。ですが、キンの中でポルシェという存在が徐々に大きくなっているいま、他の男では体が反応しないのでしょう。純★情。
その後、キンはポルシェのもとへ向かいます。ポルシェの怪我は幸い大したことはありませんでした。
「そこに座れ」
キンはポルシェを無理やり座らせると、そっと傷の手当てをはじめます。
見つめ合う二人。流れ行く無言の時間…
思わず、このまま時間が止まってほしいと願ってしまうほどでした。
「誰がメートに命令したかわかるか?」
ポルシェはキンに尋ねます。キンは「俺の命を狙っている奴は多い」といってはぐらかそうとしますが、ポルシェはこう言いました。
「お前のスケジュールを知っている奴が怪しいんじゃないか?」
そう、つまりポルシェは黒幕が組織内部にいるのではないかと疑ったのです。
すげぇな、最初はキンにそっけない態度を取っていたのに、いつのまにか心配しまくってるじゃないですか!
やだ、ラブ?ラブなの…?!
さて、その後実際に怪しげな男が登場します。キンの弟のキムです。
考えてみたら、マフィアである父の跡を継げるのはたった一人だけですからね。長男のテーンクンはいかれていて対象外なので(笑)、現在の最有力者はキンです。しかしキンに万が一のことがあったときは、キムにそのお鉢が回ってきます。キムからしたら、キンの存在は邪魔で仕方ないですよね。
いったいこの先、キンとポルシェはどんな事件に巻き込まれてしまうのでしょうか。先が気になって仕方ありません。
さて、場面はバーへと移り変わります。テーンクンやキン、そしてその護衛、ポルシェの友人たちと酒を飲みながら楽しい時間を過ごす一行。
そのような中、ポルシェはキンを波止場へと連れていきます。
たわいもない話をして盛り上がる二人。しかしこのとき、ポルシェがある告白をします。
「俺は自分が嫌っていたことを全部してしまった。借金の取り立てに人殺し…」
ポルシェは両親と幼くして死別してしまいましたが、誰にも頼ることができませんでした。そこで手を出してしまったのが闇金です。
毎月のように取り立てに訪れる借金取り。絶対あいつらのようにはならないと心に誓いながらも、いつしか自分も彼らと同じ立場になってしまったことをポルシェは後悔します。
さらに、メートを殺めてしまったこと。彼が死んだことで、残された子どもを自分と同じような境遇に追い込んでしまったことを許せなかったのです。
ポルシェの話を聞いたキンはこう答えました。
「たった1か月この世界に飛び込んだだけでもう参ってしまったのか?考えてみろよ、俺はずっとこの世界で生きている」
「なぜ耐えられる?」
「選択の余地はなかった」
耐えるとか耐えられないとか、そんな次元の話ではないんですよね。
マフィアの息子として生まれてしまった以上、マフィアの息子として生きる以外に他に道はないわけです。
子どもは親を選べませんからね。キンの弱音が垣間見えた一瞬でした。
「感謝してる、俺を救ってくれて」
…見つめ合う二人。そしてキンは思わずポルシェの唇を奪ってしまうのでした。
きゃー。事件です!
最初はフレンチキス。しかしポルシェは拒みません。二人のキスはどんどん激しさを増していきます。
いいぞ、もっとやれ!!
……ところが、物語はここで終わるのでした…
いいところで切りやがるぜ、ちくしょー!次回も絶対見てやるからな!!
ということで、次回EP4へと続く。
