
2022年4月9日(土)よりU-NEXTで独占配信されている『KinnPorsche The Series』。マフィアの息子キンとボディガード・ポルシェの恋の行方は?
登場人物
ポルシェ(アポー・ナタウィン・ワッタナキティパット):弟思いの大学生でバーテンダー。テコンドーの腕前はプロ級。弟のために借金を返すべく、キンのボディーガードとなる道を選ぶ。
キン(マイル・パークプーム・ロムサイトーン):マフィアの息子で短気。じつはゲイ。
ポルシェがイケメンマッチョ過ぎてワッショイ!
今日からU-NEXTで配信中の『KinnPorsche The Series』を見ていきます!
マフィアの息子であるキンと、大学生でバーテンダーのバイトをしているポルシェのお話です。
いやぁ、キンもポルシェもかっこいい!とくにポルシェ。冒頭のシーンにて、バーでカクテルを作っている姿がたまりません!
というかシャツのボタンはだけすぎ問題(笑)。思わず目線はそちらへ行ってしまいますよね。見えそうで見えないチラリズムがたまりません(え。バーに来た金持ちの女性客をとにかく褒め称えてチップを稼ぎまくるポルシェ。ダメ男の匂いしかしません(笑)。
一方のキンも、冒頭からイタリアのマフィアと堂々と渡り合う姿がかっこいいです。
さて、マフィアのキンとバーテンダーのポルシェ。二人の出会いは唐突に訪れます。
イタリアマフィアとの会合後、帰路についていたキンはイタリアマフィアが放ったヒットマンに狙われます。
ボディーガードが次々と撃たれていく中、キンはヒットマンの追跡を交わすべく、とある路地へと逃げ込みました。
ポルシェの働くバーの裏。そこにはバーに来て色目を使ってきた客と通路で事を済ませたのちのポルシェがいました(笑)。おいおい、外でやるなや(笑)。
キンはポルシェに助けを求めます。するとポルシェはお金を要求しました。
「5万バーツ」
日本円にして15万円ほどです。お金にがめついですね。しかしマフィアの息子であるキンにとってははした金。
「わかった」
一瞬のためらいもなく了承する姿がまたイケメンです。私だったら10秒くらいは悩んでしまうかもしれません。その間にヒットマンにやられて終了ですね。ご愁傷様です。
ヒットマンの数は4人。多勢に無勢です。しかしポルシェがまた強い!瞬く間にヒットマンたちを蹴散らし、見事にキンを救いました。
このアクションシーンは見ものです。ほんとかっこいい!
こうしてキンはポルシェのおかげで窮地を脱することができたのでした。
余談ですが、その後キンを迎えに来た部下のひとりに、『My Engineer』でラム役を演じたパース・ナクン・スクレイが出ていました!
タイのBL作品って結構同じ俳優が出る率が高いですよね(笑)。違う作品で出会うことができるのもタイBLの醍醐味かもしれません。
ちなみにポルシェが働くバーの女性の経営者は『Paint with Love』でターンのマネージャー役をつとめていた人です(笑)。
兄弟もの。それも悪くないだろう
場面はポルシェの家へと移り変わります。冒頭でポルシェがお金にがめついと書きましたが、なぜお金に執着するのかがここで明らかとなります。
どうやらポルシェの両親は若くして亡くなってしまった模様です。残された弟シェー、そして友人に騙されてお金を失った叔父の3人で暮らす中、弟の学費やら借金の返済やらで多額のお金が必要だったわけです。兄として弟を支えるポルシェ。しかも叔父まで。ダメ男の匂いがするなんて言ってごめんなさい(涙)。なんていいお兄ちゃんなんでしょうか。
その後、賭博式のストリートファイトに出演してなんとか借金を返そうとするポルシェ。しかし、借金を返すまでには到底およびません。
そんななか、ポルシェがキンを助けた見返りとしてもらった時計が70万バーツで売れ、借金を返せたばかりか弟の学費までも無事に支払えたと叔父から報告を受けます。
そのときのポルシェの嬉しそうな顔ったら…。母性本能くすぐられまくります。本当によかったね、ポルシェ。
イケメンのアクションシーンは眼福もの
ポルシェに助けられたあと、キンは部下に命じてポルシェを探させます。そしてついにバーでポルシェを発見。無理やり連行し、俺のボディガードになれと命じます。
「もしなればお前の弟と家族は一生安泰だぞ」
…こんなことを言われたら、私だったら迷ってしまうかもしれません。安泰万歳。
しかしポルシェは受け入れません。
「そんなはした金で俺を雇えるとでも?悪事になんて手を染めるもんか!」
やだ、イケメン☆
そして縛られていた紐をほどき、キンに殴りかかるポルシェ。しかしキンもさすがにマフィアの息子。ポルシェと同じくらいの強さを誇ります。
いやいや、こんな強いんならあのとき一人でも逃げれたやろ(笑)。
ポルシェはなんとかキンを振り解き、逃れようとしますが、しかしそこは船の上。逃げ場はありません。しかもキンはピストルで威嚇する始末。
「ボディーガードになるか、魚のエサになるか、どちらか選べ」
「お前に雇われるくらいなら死んだほうがマシだ!」
そう言うや、ポルシェはチャオプラヤー川へと飛び込み、なんとかキンから逃れることに成功したのでした。
弟のためにキンのボディガードにある道を選んだポルシェ
しかし、家へと戻ったポルシェが目にしたものは、すっかり荒れ果てた部屋でした。
「キンのしわざか!?」
部屋を片付ける弟に問いかけたポルシェでしたが、キンは関係ありません。じつは叔父は借金を返していなかったのです。そして借金取りに連れて行かれてしまったのでした。
叔父を取り戻すべく、借金取りのもとへ向かうポルシェ。しかしそこで、叔父が借金を返さずにすべて賭博に注ぎ込んでいたこと、しかも友人の投資話でお金を失った話も嘘だったことを聞かされます。
やべぇ、どうしようもなかったのは叔父だったわ。
「借金は200万バーツだ」
日本円にして約600万円。いや、返すの無理でしょ。しかしポルシェはこう言い放ちます。
「200万バーツだな。わかった」
キンのボディーガードになるフラグきたー!普通に働いたところで返せるわけがないですからね。もはや奴隷契約を結ぶ以外に方法はありません。
そして叔父に引導を渡します。さよなら叔父。
「育ててやったのに、こんなに簡単に捨てるのか」
なんだよ、ほんと最悪だな叔父。こうして叔父はポルシェの前から姿を消しましたが、今後のストーリーの鍵を握ってきそうですね。
その後、家に戻ったポルシェは弟からこう打ち明けられます。
「勉強したって意味がない。僕も働いて兄さんを手伝う」
うぅ…なんていい子や…。あのくそ叔父さえおらんかったら…
「俺はお前にいい教育を受けて、いい会社へ入って、そして友達に恵まれてほしい、父さんたちもそう願ってるよ」
…涙。
もはやポルシェに選択の余地はありません。
こうしてポルシェは弟が寝ている間にそっと姿を消しました。そしてキンのボディーガードとなる道を選んだのでした。
EP2へ続く。
