登場人物

攻め→福介(ふくすけ)
技術も喋りも上手く、多くの女性客から指名を得ている人気のスタイリスト。笑吉に好意を寄せている。
受け→笑吉(しょうきち)
技術力は高いが、生真面目で口下手なせいで指名客がとれないスタイリスト。自分に好意を寄せる福介のことが苦手。
あらすじ
笑吉が勤めている美容院にスタイリストの福介が来てから、笑吉の周りでは奇妙な出来事が起こるようになる。
笑吉に執着する福介の笑顔が怖い件・・・笑
BL界の鬼才と呼ばれる、はらだ先生の作品のひとつです。
スタイリスト2人によるお話で、美容室ならではの仕事の苦労や、スタッフ同士やお客との人間関係についても濃く描かれています。
技術力が高くても接客下手のせいでなかなか指名客のつかない笑吉と、持ち前の話術で客を楽しませながら高い技術力を見せる福介。
何故か福介からは「しょーくん」と懐かれるのですが、みるみるうちに指名客が増えていく福介のことが、笑吉は何だか好きになれません。
終電を逃したことをきっかけに、不器用だけどお人好しの笑吉は彼を自宅に泊めることになるのですが…
夜中に、な、なんと自分の上でシコッてる福介の姿が!
ページをめくったときに思わず声を上げてしまいました(笑)。
しかし話が進むにつれて、笑吉も福介からの過剰なスキンシップに次第に慣れていくのですが(笑)、福介が来てから笑吉の周りでは妙な出来事が起こるようになりました。
予約枠の内容や、お得意様のカラー剤の配合情報が書き換えられていたり、仕事で身に覚えのないミスが続いたり・・・・・・笑吉はまさかと思いながら、カマをかけて福介を問い詰めます。
その頃には福介に対する信頼度がそれなりに高まってきていたので、笑吉はどうして福介がそんなことをするのか、本当は自分のことが嫌いなんじゃないかと困惑。
しかし、返ってきた福介の言葉は、
「手に入れたいもののためなら、そんな犠牲は些細なものだよ」
その時の福介の笑顔、鳥肌ものです。
笑吉に好きと言わせたり、福介にとって都合のいい約束をさせるために道具を使って放置プレイをしたりするシーンがあるのですが、カラーレシピの作品中で一番のエッチシーンになってます…!
どうして福介が笑吉に対して異常なまでの執着と愛情を見せるのかについては、ぜひ本編でお楽しみください♪
個人的評価
執着度 ★★★
エッチ度 ★★★
ストーリー度 ★★★
執着攻めが好きな方にはとってもおすすめなBL作品となっております!
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