中村春菊『純情ロマンチカ』の感想|超王道のBL恋愛ストーリーを楽しみたい人にオススメ!

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『純情ロマンチカ』登場人物

攻め→宇佐見秋彦
小説家。美咲の兄である孝浩に10年間片思いをしていたが、紆余曲折を経て現在は孝浩の弟である美咲と恋人同士になる。

受け→高橋美咲
大学生。大学受験のために家庭教師として紹介されたことをきっかけに秋彦と出会う。当初は険悪な関係だったが、現在は恋人同士になる。

『純情ロマンチカ』あらすじ

高橋美咲は、兄の孝浩から紹介されたことをきっかけに出会った宇佐見秋彦と紆余曲折を経て恋人同士となる。そして大学進学を機に、大学へ通うのに便利という理由で秋彦と同居することになり…?

BL界の古典ともいうべき『純情ロマンチカ』

これを読まずしてBL漫画が語れるか!

と、いうわけで今回紹介するのは中村春菊先生原作のBL漫画『純情ロマンチカ』です。

正直なところ、私が態々取り上げる必要性すらなさそうな超有名作品ですが、折角の機会ですのでお付き合いください!

『純情ロマンチカ』は2002年より連載が始まり現在まで続いている超長寿作品で、過去には3度アニメ化もされているBL界の古典とも言える作品なのです。

この作品の魅力はなんといっても秋彦と美咲のイチャイチャっぷりでしょう。

秋彦は元々主人公である美咲のお兄さんに恋をしていたのですが、お兄さんの婚約をきっかけに失恋。そんな時に泣くに泣けない秋彦の代わりに涙を流しながら慰めてくれた美咲を溺愛しているのですが、基本的に濃い目のボディタッチから全ての愛情表現が始まるので読者としては大変眼福。

美咲も美咲で一応抵抗はするんですけどね、こちらからすると煽っているようにしか見えません。ツンデレ最高。

ストーリーも王道のすれ違いからの仲直りスケベの流れをきちんと押さえており、読者サイドとしてはストレスフリーで見ることができるのもありがたいです。

二人のスケベシーンは必見。最高にえっちだぞ。

また、本作は秋彦と美咲のカップルが主役の『純情ロマンチカ』以外にも、研修医の草間野分と大学助教授の上條弘樹のカップルの恋愛模様を描いた『純情エゴイスト』や、大学教授の宮城庸と高校生の高槻忍の歳の差カップルがメインの『純情テロリスト』など、サブキャラクターの恋愛も充実しているのが嬉しい。

いやぁ、中村春菊先生はどうしてこうも多くの魅力的なカップルを生み出す力に長けているんでしょうね。恐ろしい人ですよ。

そんな魅力しかない『純情ロマンチカ』シリーズ、まだ読んだことがないという人は中々いないでしょうが、もしいたら必ず読んでください!

どハマりすること間違いなし!

個人的評価

イチャイチャ度 ★★★
胸キュン度   ★★★
甘々度     ★★★

超王道のBL恋愛ストーリーを楽しみたい人には本当にオススメです!

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