あずみ京平『いとこい』の感想|ケモノ耳成分に萌えたい人にオススメ!

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登場人物

攻め→シロ
縁結びの神社で贖罪のために縁結びをしている狐で、ケモミミ姿のショタや青年の姿になれる。克之のことを知っている様子?

受け→結城克之
引っ越して以来ストーカー被害に悩まされ続けている高校生。厄払いで訪れた神社でシロに出会う。

あらすじ

10年ぶりに子供の頃過ごした街に戻ってきた主人公の克之は、ストーカー被害に悩まされるなど散々な目に遭う。そして厄祓いに訪れた神社で何やら自分のことを知っている様子の奇妙な格好をしたケモミミショタと出会い…?

じれったい2人の恋愛模様に注目!

今回ご紹介するのは、あずみ京平先生のBL作品『いとこい』です。

あずみ先生はアマチュア作家時代からその圧倒的な画力で多くの読者を楽しませてくれていたのですが、今回も最高にエッチで読み応えのある作品となっております。ありがとう先生。ありがとう世界。

今作最大の売りはなんといってもケモノ耳成分。あずみ先生自ら「次回作ではケモミミがやりたい!」と言い出しただけあり、キツネ耳男子からネコ耳男子まで、非常にラインナップが充実しております。
この世にケモノ耳が嫌いな人間など存在しているだろうか?

いや、いない!

予定ではオオカミ耳男子も登場予定だったそうですが、尺の都合で削られてしまった模様。残念。

ストーリーも主人公である克之と、何やら克之のことを知っている雰囲気のシロのじれったい空気感が非常に愛おしいです。

作中、克之が過去にシロと交わした約束のせいで、克之はシロが力を取り戻すための「交わりたい」という願いに抗えず何度も身体を重ねることになるのですが、そのときに見せるシロの切ない顔といったら…!

いやもう、そんな顔にもなるよな。自分にとって特別な存在だった人が、自分のことも過去に交わした約束も事情があるとはいえ、綺麗さっぱり忘れてまったくの赤の他人として対応してきたら、どれだけ身体を重ねても満たされないよな。

でも嫌いじゃないぞ、そういう展開!

また、克之とシロだけでなく、ネコミミ男子のクロと克之の先輩である尊久の恋愛模様にも注目。こっちもこっちでじれったい、そしてすごく色っぽいぞ!

ちょっと強引なケモミミ男子による健全なスケベだけでなく、克之の過去に起因する謎解き要素も楽しめる『いとこい』。はたして克之はシロとの約束を思い出せるのか?

気になる方はぜひ手に取ってみてください!

個人的評価

モフモフ度   ★★★
イチャイチャ度 ★★★
胸キュン度   ★★★

ケモミミ成分で満たされたい人にオススメです!!

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